M&P 機械材料・材料加工部門

部門長挨拶

第99期部門長 小林 訓史 (東京都立大学)

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 この度,第99期日本機械学会機械材料・材料加工部門の部門長を拝命いたしました.宮下幸雄副部門長,中谷隼人部門幹事はじめ,部門運営委員の皆様,各種技術委員会の構成メンバーの方々の御協力を仰ぎながら部門の活性化に努めたいと思っております.微力ではありますが,精いっぱい努める所存でありますので,重ね重ね,皆様の御指導,御協力の程よろしくお願いします.
 昨年からのコロナ禍は収まる気配を見せず,日本機械学会としても,2022年3月末まで,各種行事のオンライン開催を決めております().昨年のオンラインでの各種行事は手探りであった面も多かったと思います.ですが,年次大会や部門講演会など,各実行委員会の皆様の御尽力により,無事開催でき,非常にうれしく思っておりました.一方で様々な問題点もあったかと思います.これらの点を共有し,今年度のオンライン行事開催へフィードバックしていくことで,特に部門登録していただいている会員の皆様へのサービス向上へと繋げていきたいと思っております.
 今年度は9/5(日)-8(水)に行われる年次大会において,部門から多数の企画やオーガナイズドセッションが提案されており,こちらは第一技術委員会の下,周到に準備が進められております.また11/18(木),19(金)には,第二技術委員会,実行委員会メンバーの御尽力により部門技術講演会を,オンラインにて開催する予定であります.技術講演会における講演は各種表彰の対象ともなります.特に学生会員の皆様には受賞が研究活動を行うのにあたっての励みになると思います.皆様の積極的なご参加を期待しております.また,2022年1月には宮下副部門長とマレーシア・マラヤ大学のAssoc. Prof. Farazila Binti Yusofの御協力によりAsian  Symposium  on  Materials  and  Processingをオンラインにて開催する予定です.宮下副部門長のこれまでの継続的なご尽力によるものであり着実に,ただし無理をせずに計画を進めて頂きたいと期待しております.さらに2022年11月には,秦誠一大会委員長の下,InternationalConference on Materials and Processing2022(ICM&P2022)を沖縄にて開催すべく第四技術委員会,実行委員会にて準備中であります.これまでアメリカ機械学会と共催してきた国際会議を.日本機械学会単独で,新たな形式で開催しようとする取り組みです.こちらについては2年ぶりの対面,少なくともハイブリッドでの開催を目指して行きたいと強く思っています.
 本年度,特に力を入れたいと思っているのは,M&Pサロンや各種講習会の開催です.昨年度はコロナ禍の中,オンラインで何をどこまでできるかが次第にわかってきたことと思います.この経験を活かしつつ,第八技術委員会に企画をお願いしており,期待もしております.講習会に関しては,前年度より,計算力学部門や流体工学部門との共同開催の話も持ち上がっており,部門連係をさらに広げていきたいと考えております.部門連係関連でいえば,複合材料分野で材料力学部門とお互いの部門講演会にて合同セッションを立ち上げることにしました.2021年は材料力学部門での開催,2022年は上述したICM&P2022にて開催することとなります.こちらも新たな取り組みとなりますが,成功するよう,できるだけ協力し合いたいと思っています.
 また歴代部門長も指摘されているように本部門の特徴として研究会・分科会活動の活発さが挙げられると思います.現在「ナノカーボン複合材料の高性能化に関する研究会」,「減災・サステナブル工学研究会」,「高分子基複合材料の成形加工に関する研究会」,「次世代3Dプリンティング研究会」,「PD(Particle Deposition)プロセス研究会」の5つの研究会が設置されています.これらの活動のさらなる活性化,また新たな研究会設立について,第五技術委員会に御検討頂きたいと思っております.以上で御検討頂いた,講演会・講習会・研究会など様々な活動を世間に公知していくという大きな役割は広報委員会にお願いしております.非常に重い役割ではありますが,是非,積極的な広報活動のほうお願いいたします.部門,ひいては学会の行く末を考えると,少子高齢化やそれに伴う学会の財務問題など,将来構想を戦略的に練っていく必要があると考えています.第六技術委員会には,直近の部門講演会などの在り方も含め,より長期スパンでの将来構想を検討していただきたいと思っています.論文・出版活動については,述べるまでもなく,学会活動の根本をなすものと考えております.昨年度はコロナ禍の中,投稿数が増加したという報告もありますが,第七技術委員会には査読プロセスの迅速化など,是非ご対応をお願いできればと思っております.以上,話がまとまってなくて大変申し訳ありません.また,色々勝手なお願いを述べましたが,自身が一番汗をかかなければならないことは重々承知しております.その覚悟はできております.各委員会の皆様とご協力の上,部門関係各位により一層のサービスを提供し,本部門に登録していてよかった,と思っていただけるよう努力していく次第であります.皆様の御支援・御鞭撻をお願い申し上げます.